いつ起こるかわからない自然災害。
ニュースにとりあげられるような大きな地震があれば防災対策などを意識しますが、時が経つと自然と防災意識も薄らいでいきます。
意識したときに防災グッズや家具の転倒防止など対策をとっておくことが大切です。
また、いざ地震が起きたときに急な対応ができるよう、対策・対応はどのようにすればよいのか、そもそも地震とはどのようにして起きるのかといった予備知識を備えることも大切です。
ここでは地震に関する知識をわかりやすく説明していきます。
目次
地震とはどのようにして起きるのか?
地震とは”地球の地下にあるプレート(地殻)がずれ動く現象”です。
そしてこれが地上へと伝わり、揺れに繋がるわけです。
プレートとは地球の表面を覆う10数枚の厚さはおおよそ100kmほどからなるといわれている岩板です。
そのプレートの動きが原因で、地震となるのです。
このプレートが動く原因は諸説あるのですが、はっきりとは解明されていません。
ですが、一番有名な2つの説を説明します。
(出典:気象庁ホームページ)
上図のように地球は外側から地殻(プレート)・上下マントル・外核・内核が層になり構成されています。
今から説明する説は"プレート自体が動く説"と"マントルが動く説"の2つを説明します。
専門的な用語は使わず、あくまでイメージといった簡単な表現となりますがご了承ください。
1.プレート自体が動く説
マントルは鉱物からなっており、高温になると流動します。
1つ目のこの説はマントルがプレート自体の重みに耐えられず沈み込んでいくという説です。
プレートが重く一部が沈むとそれに合わせ他の部分も動いてしまいます。
この説は"テーブルクロス説"と呼ばれています。
テーブルクロスを引っ張ると他の食器が合わせて動いてしまうといったことを例に表現されています。
2.マントルが動く説
上の"テーブルクロス説"と真逆で流動するマントルがプレートを引きずるといった"マントル説"です。
中身のマントルが動くのでそれに合わせて表面を覆うプレートもずれ動くといった説ですね。
それでは次に震度とマグニチュードの違いにうつります。
震度とマグニチュードの違い
みなさんがよく地震の緊急速報で耳にする言葉は、"震度"と"マグニチュード"でしょう。
その違いをご存知でしょうか??
簡単に言うと、"震度は揺れの大きさ"、"マグニチュードは規模の大きさ”です。
地震は地下から起こるので、その規模(マグニチュード)の深さや場所などによって、当然揺れの大きさ(震度)は変わってきます。
なのでその地震の規模自体の大きさと実際の揺れの大きさを区別させるため、このような二つの言葉があるのです。
下図を例にしてみますとわかりやすいでしょう。
マグニチュード5の地震が起きたとしましょう。
左図は地面近くで地震が発生した例です。
震源地に近い右側の方には震度5の揺れが発生しています。
しかし、震源地が遠い左側の方には震度3の揺れとなっています。
右図は地面遠くで地震が発生した例です。
震源地に近い右側の方には震度3の揺れが発生しています。
震源地が遠い左側の方には震度1の揺れとなっています。
このことから震源地から地表に近く、距離が近いと震度が最大になるということがわかるでしょう。
マグニチュード=地震規模の大きさ
震度=揺れの大きさ
これを覚えておきましょう。
次に震度0~7でどのようなことが起きるのかを説明します。
震度0~7の体感レベル
下表が各震度レベルごとにどのようなことが起きるかの一覧です。
ニュースで「○○で震度○の地震が発生」と聞いたら下表をイメージしてみてください。
震度0 | 人が揺れを感じないレベル |
震度1 | 建物の中にいると微かな揺れを感じる人もいるが、ほぼ感じないレベル |
震度2 | 建物の中にいると多くの人が揺れを感じるレベル、電灯・カーテンなどが微かに揺れる |
震度3 | 建物の中にいるとほとんどの人が揺れを感じるレベル、恐怖感を覚える人もいる |
震度4 | 吊っているものが大きく揺れ、置物が倒れる場合もある。一部の人が身を守ろうとする |
震度5弱 | 置物は倒れ、窓ガラスが割れることもある。ほとんどの人が身を守ろうとする |
震度5強 | 恐怖感を非常に強く感じるレベル。ブラウン管テレビがテレビ台から落ちるほどの揺れ |
震度6弱 | 一部の建物の壁が割れ、古い木造建物なら倒壊する恐れもあるレベル。立っていることが困難。地割れや山崩れする場合もある |
震度6強 | ほとんどの建物の壁が割れ、鉄筋コンクリートの建物が倒壊する恐れもあるレベル。立っていることすらできない。 |
震度7 | 耐震性の高い建物も倒壊の恐れがあるレベル。大きな地割れや山崩れが発生し、地形が変形、揺れで自分の意思では行動できなくなるレベル |
改めて見てみると非常に怖いですよね・・・
当記事を読んでいただいた方は防災意識があるうちに住居対策・防災グッズの準備をおすすめします。
さて、次にどのような場所で地震が発生しやすいのかについて説明します。
地震の発生場所
地震が起きやすい場所、起きにくい場所というのは、はっきりと分かれています。
ここで冒頭に説明したプレートという言葉がでてきます。
もう一度説明すると、プレートとは地球の表面を覆う10数枚の厚さはおおよそ100kmほどからなるといわれている岩板です。
地震の発生が多いのは、この”プレートとプレートの境界部分”です。
細かく分類するともっと多いのですが、大きく分けて世界にはおよそ14~15枚のプレートが存在します。
下表がその一覧です。
1 | ユーラシアプレート |
2 | 北アメリカプレート |
3 | 南アメリカプレート |
4 | 太平洋プレート |
5 | ココスプレート |
6 | ナスカプレート |
7 | カリブプレート |
8 | アフリカプレート |
9 | 南極プレート |
10 | アラビアプレート |
11 | インド・オーストラリアプレート |
12 | フィリピン海プレート |
13 | スコシアプレート |
14 | ファンデフカプレート |
※11.インド・オーストラリアプレートは1つのプレートとされていますが、別々に分けることもありますが当記事では合わせて記載しております。
名称だけでは想像もつかないので次は世界でこれらのプレートがどのように分布されているのかを世界地図を参照し見ていきます。
(出典:気象庁ホームページ)
世界各地のプレート図となっています。
プレートの内部のズレで地震が発生する可能性もありますが、世界規模でみるとこのプレートの境界部分(赤い部分)が最も発生確率が高いです。
気になる日本ですが・・・・・・
日本は世界規模でみてもトップクラスに地震が多い国です。
理由はそう、周囲にプレートの境界部分が多いからです。
日本は「太平洋プレート・フィリピン海プレート・インドオーストラリアプレート・ユーラシアプレート」の4つのプレートの境界付近に位置する国です。
ちなみに4つものプレートが押し合っている国は日本だけです。
具体的に日本のどこの地域で地震が多く発生するの?という疑問を持つ方も多いでしょうが、正直答えるのが非常に難しいです。
"今後30年以内で震度6弱以上の地震発生確率が「極めて高い」地域"などの情報はありますが、その年によってももちろん変動しますし、規模の小さい地震を含む含まないでも変動します。
それに、過去安全だと言われていた地域でも翌年に大規模の地震が発生した事例もあります。
難しいというのはそういう理由です。
なので当サイトでは具体的な多い少ないの地域などについてはお答えしかねます。
日本はそれほど世界規模で地震発生率が高い国というわけです。
地震による被害
地震による一般的な被害は、住居やお店の中の家具などが倒れたり、大きな地震の場合は建物そのものが崩れたり、また地割れや土砂崩れを想像する方が多いでしょう。
その通りです。
それら原因により、道路や電車などの交通機関にも被害が影響します。
倒れた建物などが道路をふさいだり、線路の脱線などで電車が動かなくなるからです。
家庭内では、停電や断水の影響で電気・水道・ガスのライフラインが一時的に使えなくなることもあります。
通信設備の被害で、電話やインターネットなども同様に使えなくなることもあります。
建物倒壊によって命を落とすことだってありますし、移動も出来ず、食物もなく、トイレにも行けないといった飢餓のリスクもあります。
実際に日本で起こった過去最大の地震は、2011年3月11日に発生した"東北地方太平洋沖地震"です。
明治時代より過去の地震は、地震を観測できる体制が整っていなかったため、それ以降の事例となります。
この地震は、太平洋三陸沖で過去最大のマグニチュード9を観測した地震です。
この地震の影響で起こった災害が、あの有名な"東日本大震災"です。
名前が分かれていて少し混乱されるかもしれませんが、東北地方太平洋沖地震によって起こった災害を、東日本大震災と名づけられたということです。
他にもメディアなどが名づけた災害の名前は多々ありますが、日本政府が決定した名称は、東日本大震災です。
過去最大の地震ということもあり、その被害内容がまだ記憶に新しいという方もおられるでしょう。
具体的には、余震も含めると死者はおよそ15,000人、建造物もおよそ400,000戸が破壊されました。
震源の域も、約10万平方キロの広範囲にわたりました。
この直接的な被害額も少なくとも16兆円にのぼると推測されています。
このような地震が起きたときの対処法、また起きる前の事前対策をしっておくと自分の命も家族も家も守れるかもしれません。
少なくとも「防災・減災」には繋がります。
そこで当サイトでは対処法や対策をまとめていますので必要なシチュエーションに応じたページを下記からご覧ください。
屋内(自宅)で地震が起きたときの対処法・対策
最後におすすめの防災セットのご紹介です。
過去の震災の影響から、ライフラインが途絶えてしまうと復旧活動が本格化するまで2~3日かかる地域が多々ありました。
ですので、万が一に備えて3日間程度の飲食料・生活用品は確保しておかないといけません。
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