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暴風

暴風とは何か?分かりやすく簡単に説明

投稿日:2017年11月17日 更新日:

暴風とは
学校や幼稚園などが臨時休校となるイメージが強い暴風警報ですが、なぜ暴風警報が発令されるのか?その基準は?

そもそも暴風とは何なのか?どんな被害があるのか?実際に起こったときのためにそういった予備知識を備えることも大切です。是非当サイトを参考にしてください。

暴風とは?

暴風とは、”暴風警報基準以上の風”です。

 

簡単に言うと強い風なのですが、主に風力の規模によって暴風や強風となる基準が決められています。

その基準となるのが、”ビューフォート風力階級”です。
世界気象機関が採用しているものです。

 

日本ではこの基準を元に、”気象庁風力階級表”を定めましたが、翻訳されただけで内容は同じです。
名前の通り、気象庁が定めた基準です。

この階級は、風力(風の力)を0から12までの13段階に区分しています。

その階級の10(風速24.5以上28.5未満)、11(風速28.5以上32.7未満)が”暴風に区分”されています。
風速とは風の速さのことで、10分間の平均によって決められた数値です。

ですが、これはあくまでも”基準”です。

 

その理由は、暴風警報基準は都道府県別などで別に設定されているからです。

過去の暴風による災害の調査結果で、暴風警報を発表する基準が違うのです。
要するに、場所によって暴風警報基準となる風速が違うのです。

 

なので正確には、その場所で暴風警報基準に定められている風速の風を”暴風”と言います。

ちなみに、この暴風と一緒に雨が降ると暴風雨(ぼうふうう)、雪が降ると暴風雪(ぼうふうせつ)といいます。

暴風警報とは?

暴風に関しては前の項目で説明した通りなので、”警報”について説明したいと思います。

警報とは、”重大な災害が予想される時に発表”されるものです。

 

警報とよく似た言葉があります。それが”注意報”です。

意味としては基本的に同じなのですが、違いは重大な災害が予想されるかどうか、その予想災害規模の違いです。
規模の大きいのが警報、規模の小さいのが注意報です。

 

簡単にまとめると、”風の影響で重大な災害が予想されたときに発表されるもの”、これが”暴風警報”です。

日本で初めて暴風警報が発令されたのは、1883年5月26日です。

これにより船の出航を見合わせることができ、暴風の被害を未然に防いだ最初の例として知られています。

 

まだ暴風の実感がない時でも暴風警報が発令されるのは、実際に起こってからでは遅いからです。

その被害を未然に防ぐ為に、警戒させる為に、暴風警報が発令されるのです。

暴風による被害

暴風による風の被害は、歩行者の転倒や農作物の被害、交通機関の運行障害など様々です。
規模が大きくなると、家や公共施設などの建物が全壊する恐れもあります。

 

暴風による主な被害を”3つに分類”して説明します。

運行障害

車や電車などの車両、飛行機やヘリコプターなどの航空機、船やヨットなどの船舶(せんぱく)といった乗り物への被害です。

電車が遅れるのが最も身近な被害でしょうか。
これは速度制限などが影響しているのですが、暴風の規模によっては運転中止の可能性もあります。
※鉄道会社によって基準は違う

滅多に起こることではないですが、脱線に繋がることもあります。

車は、高速道路や橋の上などでは特に風の影響が強まり、運転の支障、横転などの被害が発生します。

船や飛行機などの海や空の乗り物は、風の影響をとても受けやすいです。
事故に繋がる可能性もあるので、欠航になることも珍しくありません。

建物の被害

屋根が飛ばされたり、窓ガラスが割れたりなどの被害です。
直接の風もそうですが、風により飛んできたものが原因になることも多いです。

規模が大きいものだと、電柱や煙突が倒れたり、建物が全壊する場合もあります。

停電や断水など、ライフラインの被害にも繋がります。

農作物などの被害

畑や田んぼで栽培された野菜などの農作物の被害です。

風の影響で、海の塩分の微粒子が内陸まで届き、農作物に被害を与えることもあります。

また、木に実った果実の落下や、その木が根こそぎ倒されることもあります。

ビニールハウスなどの農業用施設にも被害を与えます。

 

ちなみにこのような風が原因によって起こる被害を”風害(ふうがい)”と言います。
※風害には暴風以外の風が原因によって起こる被害(台風や竜巻など)む含まれる。

台風と竜巻の詳しい内容は下記ページ内に記載してますので参考にして下さい。

>台風とは何か?分かりやすく簡単に説明

>竜巻とは何か?分かりやすく簡単に説明

暴風の対処法

自宅にいる場合は、できるだけ”外出はせず、待機”しましょう。
学校や幼稚園などの臨時休校も、その被害から身を守る対処法と言えます。

 

外にいる場合も、”早めの帰宅”を心がけましょう。
交通機関が停止して帰れなくなる恐れもあります。
その場合は、近くの屋内などに避難して、暴風警報の解除を待ちましょう。

 

自動車や自転車を運転している際は、”速度を落とし”、飛んでくるものなどに注意してください。

 

暴風警報により、家の周りの点検や補強対策など、自宅での事前対策が可能です。
以下の項目を参考にしっかり対策を行いましょう。

自宅での事前対策

・屋根や壁、窓や雨戸などの点検を行い、風が強くなる前に補強対策を行いましょう。

・家の外にある風で飛ばされそうなもの(植木鉢や物干しざおなど)は飛ばないようにロープで固定したり、家の中にしまいましょう。

・供給設備の破損などで停電や断水の恐れもあるので、懐中電灯の準備や、生活用水を確保(浴槽に水を張るなど)しましょう。

より詳しい自宅での事前対策は下記ページ内にも記載してますので参考にして下さい。
暴風の対策はコレで解決!窓や屋根は大丈夫?

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