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予備知識

宇宙食とは?震災時にも非常食として役立つ優れもの!

投稿日:2017年12月5日 更新日:

宇宙食とは

大きな天災に被災するとライフラインが止まることもあります。

東日本大震災ではライフラインが復旧するまで3日間ほどかかった地域もあったといわれています。
この3日間を生き抜くためにまず必要なのが"食事"です。

あなたは非常食や災害時に必要な防災セットを持っていますか?

 

万が一の防災セットがまだ準備できていないという方は"震災直後3日間を生きること"をコンセプトに防災士が厳選した防災セットを一度ご覧ください。
>震災後3日間生きるための厳選39点防災セット

 

最近、災害時の非常食として注目が集まっているのが今回ご紹介する"宇宙食"です。
宇宙食とは一体どのようなものなのでしょうか?

 

災害はいつ、どこで起きるかわかりません。
いつでも対応できるように、そして起きたときのために事前に対策しておきましょう。

目次

宇宙食とは?

その名の通り、宇宙飛行士が宇宙船で食べる食事です。
宇宙での食事は宇宙飛行士の健康を維持する他、食事の充実でストレスをやわらげ、気分をリフレッシュさせる大きな役目を持っています。

 

宇宙食は近年の日本宇宙飛行士たちの活躍やインターネット通販でも手軽に手に入るようになり、広く認知されるようになりました。
宇宙の無重力空間だからこそ、宇宙食にも様々な条件がありますが、宇宙航空研究開発機構(JAXA)や企業の努力により今、宇宙で食べることができるものも幅広くなってきました。

宇宙食の条件

宇宙食に求められる条件はどのような条件があるのでしょう?
無重力空間であること、限られたスペースしか宇宙船にはないこと、宇宙飛行士の健康面などたくさんありそうですよね?

では、実際どのような条件があるのかご紹介します。

 

長期保存が可能であること

宇宙では飛行している際の物資補給が限られた回数しか行えない、または行えないため。
スペースシャトルで物資を補充するには莫大なコストがかかるため。

 

できるだけ軽量であること

宇宙船の積載物の重量には制限があるため。

 

栄養価が優れていること

働いている宇宙飛行士は宇宙食しか食べることができず、健康面に配慮しなければならない。
またストレスの緩和を目的としてデザートなどの娯楽要素も求められる。

 

温度変化や衝撃に耐えること

宇宙船の環境に適していることが必要とされる。
限られた環境なので特別な調理器具を必要としないこと。

 

強い臭気を伴わないこと

宇宙船の中は密閉されており、換気ができないため。

 

飛び散らないこと

宇宙船の中には調査機器や生命維持に必要な精密機器だらけ。
そのため、汁が飛んだり、粉が飛び散ったりで機器にトラブルが起きないように注意が必要。

 

このように宇宙食として宇宙飛行士に食べてもらうには様々な制約があります。
この条件を見ていると非常食と同じ条件になる部分が多く、今非常食の代わりとして注目されています。

宇宙食にはどんなのがあるの?

非常食と同じ条件になる部分が多いため、非常食として活用されているものも多くあります。

そのまま食べれるもの

ナッツ、クッキー、乾燥肉、ドライフルーツなど

缶詰

調理した食材をそのまま滅菌した缶に入れた缶詰

レトルト食品

調理した食品をそのままパックに入れ高温・高圧で加熱したレトルト食品

フリーズドライ

食品を凍結乾燥して、水分を可能な限り取り除いたフリーズドライ

調味料

好みに合わせて味付けできるようマヨネーズやソースやケチャップなど。
塩は水に溶かし、コショウはオイルで溶かして使用。

 

缶詰やレトルト食品は汁がこぼれないように粘り気を強くし、容器にも様々な工夫がされています。

買える宇宙食のご紹介

そんな手に届かないような宇宙食も実はインターネット通販や宇宙博物館の物販など身近なところで買えるんですよね。

一番手軽にネット通販などで購入できるのが画像のBCC(ビーシーシー)社のスペースフードです。

BCC社の商品はフリーズドライ製法でお菓子感覚で食べれる非常食をメインに展開されています。

 

このBCC社の商品をいくつかご紹介させていただきます。

たこ焼き:529円(税込)

フリーズドライ製法で作られたたこ焼き。
中にきちんとタコも入っています。
製法により食感はサクサクしていてたこ焼きをスナック感覚で食べている感じ。

 

おもち(ライスケーキ):540円(税込)

中には乾燥したおもちときな粉が入っています。
少量のお水でおもちを戻しいただけます。
食感はおもちよりもわらびもちに近いです。

 

バニラアイス:635円(税込)

なんと宇宙でバニラアイス!
といっても、冷たくはありません。
固形の乾燥させたアイスのようなもので、口に入れて溶かしながら食べるといつも食べるバニラアイスの風味と香りが広がります。

他にもBCC社では杏仁豆腐、ショートケーキ、チョコレートケーキなどのデザート。
お好み焼き、もんじゃ焼きなどの粉モノ。
エビピラフやチキンライスなどのごはんものなど幅広く展開されています。

 

 

しかし、フリーズドライ製法なので水で戻すおもち以外がどれもサクサク、ポリポリといった食感になります。
非常食では食べるものや味が単調なものが多いので、その際の食事の娯楽、お菓子・デザート感覚で食べていただけるとストレスの緩和にもなりますね。

 

被災時は精神的な苦しさもあるのでこういったバラエティ食が元気を与えてくれるかもしれませんね。

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宇宙食よりすごいサバイバルフーズ!?

上記でご紹介した宇宙食が保存期限約1年、アルファ米や缶詰など一般的な非常食が保存期限約5年ですが、それよりもすごい保存食があります。

サバイバルフードって聞いたことありますか?

 

なんと保存期間が25年。
オレゴンフリーズドライ社というアメリカの会社が製造していて、NASAからの依頼でアポロ計画以降、宇宙食を手がけている会社です。

 

水分と酸素を最大98%取り除く高度なフリーズドライ製法によって長期保存が可能。
クリームパスタ、チーズマカロニ、チキンシチュー、野菜シチュー、チキンリゾット、えびリゾット、そしてクラッカーと主食から副食までしっかりと揃っており、栄養バランスもとても良い正統派の非常食です。

サバイバルフーズ小缶バラエティセット:25,488円(税込)

こちらは野菜シチュー小缶(2.5食分)、チキンシチュー小缶(2.5食分)、とり雑炊小缶(10食分)、えび雑炊小缶(10食分)、クラッカー小缶(2.5食分)2缶のサバイバルフーズのバラエティセットです。
合計で30食分入りです。
一般的な保存食に比べると値段が張りますが、25年間保存できるので買い替えの必要がないところがいいですね。
買い替えのコストと一度買えばその時まで買い替えの必要ないところがメリットです。
98%の水分を除いているので持ち運びも軽いです。

>楽天市場で「サバイバルフーズ」を探す

 

いかがでしたでしょうか?

保存食といえど日に日に進化していっていますね。
あなたの家庭では防災グッズの準備はできていますか?

 

いざ起きたときに困らないよう、起きる前に準備しておくことが防災です。

今は必要なくても準備しておくと、いざ起きたときに命にも繋がってきますし、準備しておいてよかったときっと思えます。

使うときがないことが一番ですが、防災意識を持ち、万が一に備えましょう。

最後におすすめの防災セットのご紹介です。
過去の震災の影響から、ライフラインが途絶えてしまうと復旧活動が本格化するまで2~3日かかる地域が多々ありました。
ですので、万が一に備えて3日間程度の飲食料・生活用品は確保しておかないといけません。
"震災直後3日間を生きること"をコンセプトに作られた防災セットをご紹介します。

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是非一度ご覧ください。

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