地震はいつ、どのような状況で起きるかわかりません。
学校・職場、スーパーやデパート、映画館にいるかもしれませんし、地下街にいるかもしれません。
もしかしたら建物内のエレベーターに乗っているときにも地震は起こるかもしれません。
今回は学校にいたときの対処法を学んでいきましょう。
お子様がいる方はお子様が学校にいる間に地震が起こった場合不安でたまらないでしょう。
学校では定期的に避難訓練など地震対策を行っていると思いますが日頃から地震が起きた場合にどうするべきか教えておくことも大切です。
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目次
教室にいるとき
教室にいるときに地震が起こった場合の対処法です。
避難訓練で学んだ人も多いでしょうが、改めて確認していきましょう。
あわせて対策もご紹介していきます。
机の下にもぐる
まず、自宅と同様に机の下にもぐり込み、揺れが収まるまで待ちます。
先生は出入り口がふさがれてしまわないようできればドアを開け、避難経路を確保してください。
頑丈に作られている学校机では頭や首を守ることが出来ます。
これで落下物による被害からは概ね守られます。
本棚やロッカーから離れること
机にもぐり込む際に本棚やロッカーなど転倒する恐れのあるものが近くにある場合は机を持って離れてください。
揺れが強くて動けない場合は机の下で対角に脚を握りしっかり身を守ってください。
転倒防止対策が学校でしっかり行われている場合は問題ありません。
学校の先生方はロッカーなどの転倒する恐れがあるものには転倒防止対策をしておきましょう。
学生の皆さんは事前に先生に確認しておくと良いでしょう。
下記、ページを参考にしてください。
地震対策の基本!家具・家電の転倒防止対策
"できる限り机を持って離れ、できないときは机にもぐり込みしっかり頭と首を守る"ことです。
窓から離れること
窓が揺れによって割れてしまうと割れたガラスが飛散してケガしてしまう危険があります。
その中でも下の図の赤枠の部分にいる方は特に注意してください。
教室には基本的に1人1台しか机がないので代わりの机はありません。
赤枠の部分は強い揺れで窓ガラスが割れたとき一番危険となる箇所です。
もし、どうしても身動きがとれず窓側から離れられないときは"窓際に背を向け、背中部分は上着や代わりになるもので守る"ことです。
頭を守ることも忘れないでください。
避難訓練などでは"まず机の下にもぐり込む"と教わったでしょうがそれだけでは危険です。
避難訓練でこのことにも是非注視していただきたいです。
学校、先生方には事前に窓ガラスが割れたときの対策として"飛散防止フィルム"を貼っておくことをおすすめします。
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こちらのフィルムを窓ガラスに張ることによって、飛散によるケガの防止はもちろん、移動の確保もしやすくなります。
高い飛散防止効果をもち、粘着性も最高クラス、張ったかどうかわからないほどの透明度を持ち、おまけに紫外線も98%カットとなっております。
学校だけでなく自宅など窓ガラスの飛散防止対策としてぜひ使っていただきたい商品です。
他の理科室、音楽室などの特別教室にいたときも同様に考えてください。
ただし、理科室や調理室で火を使っている場合はすぐに消せれば消してください。
消せない場合は、まず身の安全を確保して、揺れが収まったら消してください。
音楽室で重量物がある場合はなるべく離れて机の下などにもぐりましょう。
次に廊下や階段にいるときに地震が起きた場合の対処法です。
廊下や階段にいるとき
廊下や階段にいるときの対処法です。
一般的には廊下や階段にいるときは教室に入るように言われていますが、実はかえってそちらの方が危険です。
教室に戻っても空いている机があるとは限りませんし、転倒するものもあるからです。
この場合はまず、"窓や蛍光灯を離れ、落下物のないところで壁に身を寄せ頭を守ってしゃがみこんで"ください。
揺れによる窓ガラスの割れや落下物の飛散でケガをしないようにです。
これでおおよその危険から身を守ることができます。
階段にいるときは急いで上ったり下りたりしないでください。
踏み外して転落するとケガの恐れもありますし、ケガをした場合は身動きも取れなくなります。
窓や落下物がないかを確認し、その場で壁に身を寄せ、頭を守ってしゃがみこんでください。
"揺れているとき"の階段での移動は本当に危険なのでくれぐれもやめてください。
余裕があれば踊り場や廊下まで下りてください。
まとめ
・教室で地震が起き、机の下にもぐり込むときはできれば本棚やロッカー、窓際から離れる
・窓際から離れられない場合は窓際に背を向けて机の下にもぐり込み上着などで背中部分を守る
・廊下や階段にいるときは窓や蛍光灯を離れ、落下物のないところに身を寄せ、頭を守ってしゃがみこむ
生徒のみなさんは先生の指示に従い、勝手な行動をしないようにしてください。
先生方は行政で参考にできる防災マニュアルをもとに実際起きたときを想定した仕組みづくりを学校一丸でしっかりと行ってください。
そして、実際に起きる前に転倒防止対策、窓ガラスの飛散防止対策などの備えをしておきましょう。